マイクロ・ガスライトの仕組み
自発光のマイクロ・ガスライトは、純粋なトリチウム・ガスを真空のミネラルガラスのガラス管に密閉し、非常に安定した状態で封じ込められています。ガラス管の内壁は蛍光物質でコーティングされており、これにトリチウムから発する電子が作用することで光を放ちます。この発光の原理は、テレビのブラウン管と全く同じ原理です。チューブを針や文字盤に取り付ける場合も、破損の危険を冒さずに行う方法が確立されていますので、時計を着用した人が放射線にさらされる心配もありません。また、長期にわたり時計を着用しつづけても、人間が常に自然界や人工的な機器から浴びる放射線量をはるかに下回ります。